こんにちは!鱧浪会のたかやんです。
ブログの更新ってかなり久々ですね・・・!今回は鱧浪会で生まれた歌のMVを作りましたので、その第1弾の紹介です♪
鱧浪会では、これまで作曲をテーマにした合宿など、ほかではなかなかないようなユニークなイベントを行ってきました。
そして、そんな活動から鱧浪会でオリジナルの歌が生まれてきました。
ぼくたちはここで生まれたオリジナルソングを「レコーディング」し、ひとつの動画を作品としてきました。
作品は、Youtubeにあげているのですが、これを聞いて興味を持ってみていただいた方にも、これがどんな曲で、どんな気持ちを込めてつくった曲なのかをご紹介できると、より深く曲を味わっていただけるのではないか。そして、ぼくらの活動の「記録」としても残せたら。という想いから、ここでは作詞・作曲者や歌い手へのインタビュー形式でこの曲をご紹介できればと思います。
今回紹介するのはこちら!
しみさんへの作詞・作曲者インタビュー
-作詞・作曲するに至った経緯ってなんですか。-
(しみ)鱧浪会の合宿がきっかけでした。
全員、「数字の4」をテーマに事前に曲を作って合宿中に発表する、というものでした。
いろいろと模索しながら作っていました。
-この曲は詞と曲どちらからできたんですか。-
(しみ)サビのメロディからだったと思います、、、たぶん^^;
そこに詩をつけてみて、他のところに拡張していった感じです。
-どういうところから着想を得たんですか。-
(しみ)「数字の4」から、正方形をイメージしました。そこから、「本当の正方形は、正方形に見えない(ちょっと横幅が広い方が正方形に見える)」ということをどこかで聞いたなと、考えていたら、"完璧"とか、"ちょっと歪める"とかのキーワードが出てきました。
-タイトルの正方形にそんな意味が込められているんですね。タイトルが記号って珍しいと思うんですが、意味はなにかあるんですか?-
(しみ)着想段階で「本当の正方形は、正方形に見えない(ちょっと横幅が広い方が正方形に見える)」というのがあったので、見た目を優先して記号にしました。歌詞とは直接関係ないですね^^;
-この歌詞ってどんなことをイメージして書いた詩ですか。-
(しみ)一人の女性が、ある人を思い浮かべながら、Barのカウンターで飲んでいる、というイメージです。
芯の強い女性が抱いた想い(振り向いてくれない人への切なさ、悔しさ、強がり)を感じてもらえればと。
-女性目線で書いたのはどうしてですか?-
(しみ)個人的な趣...天から降ってきたのです
-完璧な“あなた”ってしみさんにとっては魅力的ですか?-
(しみ)最初はとても魅力的だと思います、、、そこから(自分の弱さが浮き彫りになったりするので)怖くなりそうですね。
-ご自身の書かれた曲が形になって演奏されるのって初めてですか?どんな気持ちになりましたか?-
(しみ)初めて聴いた時、とても不思議で嬉しい気持ちでした。歌い手さんたちによって譜面やアレンジなどがいろいろブラッシュアップされているので、曲の作成時点より格段に良くなっていく感じも嬉しかったです。
-作曲するにあたってのこだわりポイントを教えてください。-
(しみ)リードボーカルを分けることで、同一人物だけど主人公の中での感情の揺れ動きを表現したかったです。
間奏の声を重ねていくアレンジは、歌い手さんが自分自身のソロパートを考えて歌ってくれています(丸投げしています)。なので、そこの部分は性格が出るような気がします!
-この歌詞で気に入っている、また聴いて欲しいポイントってどこですか。-
(しみ)強いて言うなら「完璧なあなたを」のところです。
あと、Bメロのコーラスが大人な感じが出ていて好きです^^
-どんなときに聴いて欲しいですか。-
(しみ)静かな夜が良い気がします!
-最後に今回の作品を聴いての感想を教えてください。作成時のイメージと比べてどうでしたか?-
(しみ)何回か生演奏で聴かせてもらっていますが、生演奏とはまた違った良さや雰囲気が出ていて、好きです。
細かい歌いまわし等の改良もしてもらっていますし、作成時と比べて、とても良いイメージに仕上がっていると思います!
-ありがとうございました。-
続いて、実際に歌ったメンバーであるごっしーにも話を聞きたいと思います。
ごっしーへの歌い手インタビュー
-担当していたパートを教えてください。-
(ごっしー)ベースを担当しました。1番音程の低いパートですね。
-その低いパートを歌う時、どんなイメージで歌っていたのですか?-
(ごっしー)ジャズバーで、初老の男性がコントラバスを弾いている姿をイメージして歌いました。「大人っぽさ」が伝わってくれていたら嬉しいです。
-渋い格好良さがありますね。この歌はごっしーにとって、どんな曲ですか?-
(ごっしー)この曲は鱧浪会の合宿で生まれた曲で、歌い始めてからもうすぐ4年経ちます。
鱧浪会としては初めてのオリジナル曲になる訳ですが、ゼロから表現を創り上げていくのにとっても苦労して…笑
歌うことにおいて「見本がない」ことがこんなにつらいとは思いもしませんでした。
でも、オリジナル曲に関わってなかったらこんなに曲に向き合うことなんてそうそうない気がします。歌詞の意味とか。
良い経験したなあ!おかげで音楽の楽しみ方が増えました。感謝感謝です。
-想いの詰まった曲なんですね。では、今回レコーディングしてみた感想を教えてください。-
(ごっしー)先の質問回答と少し重なっちゃいますが、何度も挫折しました。笑
練習はしてきたのに「全然ハマらない…!どうしよう泣」と思うことばかりでしたね。
結局、本番が満足できる出来で終えられなかったですが、
リリースされている音源は素晴らしく良いです。
編集って凄いですね、自分じゃないくらいに上手に聴こえました笑
-最後にこの曲でごっしーが聞いて欲しいところを教えてください。-
(ごっしー)曲全体の中で聴いて欲しいところはBメロ〜サビ前の部分ですね。
Bメロは軽やかなリズムで進み、サビ前ではボーカルとコーラスの掛け合いがあります。
ライブで何回か歌った機会がありますが、生演奏の時も含めここが好きポイントです。
ベースで聴いて欲しいなと思うのはソロの部分かな?
声は良いと思うんです(自分でこう言うのも恥ずかしいですけど笑)
-ありがとうございました。-
最後に・・・
ニコニコ動画にも動画を投稿してますので、ご覧ください!
(主に鱧浪会メンバーがコメントしてます(笑)サークルの雰囲気込みでご覧いただければと思います。)
▢(正方形)
作詞・作曲:しみアナタは ずっと 隙がないから
いつも離れて見ている 完璧なシルエットを
ヒトのために 泣いて 笑って
いつも誰にも優しい ちょっと自分に厳しい
4本の感情を上手に組み合わせ
喜怒哀楽の四角形
完璧だけど
何か足りない
ゆがめてみる
アナタは生きる完成形 誰もが敵わない
だけど そっとゆがめてみる 私好みに
全てが同じ正方形 それだけはつまらない
だから 私がゆがめる 完璧なアナタを
私は ちょっと 好きだったわ
いつも 誰にも優しい 理想をこえたアナタを
ほころびを さがし続けて
見つけることができない ちょっと自分が悲しい
四隅のキズさえ きれいに磨いて
色あせることのない 四角形
どこを向いても
同じ顔だね
わからないよ
アナタは生きる完成形
誰もが敵わない
だけど 何事も動じない アナタが怖いの
2人で歩く平行線 重なることはない
だから 近づかせない 遠ざけない
完璧なアナタを
お願い少しだけ じっとしてて
わたしの理想と 映る虚像に 悲しむ暇もないから
アナタは生きる完成形 誰もが敵わない
だけど そっとゆがめてみる 私好みに
全てが同じ正方形 それだけはつまらない
だから 私がゆがめる 完璧なアナタを