3/3(土)、滋賀県近江八幡市。ヴォーリズ建築で有名なこの町にある、酒游館というお店のイベントスペースに、19名の鱧浪会メンバーが集まりました。
タイトルは「歌おう ハモろう 語ろうよ共に。」。ほぼほぼ内輪、その日に集まってその日だけ練習、午後から発表という「一日完結型ライブ」を開催しました。
「歌おう ハモろう 語ろうよ共に。」
ライブ長ごっしーを中心に準備が進んだ今回のライブ。内容としては
- 全体曲バンド:鱧浪会の次なる全体曲を決めるため、3つのバンドに分かれて候補曲を決め、練習・発表する企画。
- ひとりアカペラ:メンバーの声の魅力を探るべく、完全にひとりで好きな曲を歌う企画。 強制ではないけど、推奨制。
- 少人数アカペラ:ひとりアカペラよりちょっと人数多めバージョン。2,3人で歌う。「リード+ベース」「リード+コーラス」とか。
あとは既存で活動しているバンドの発表もありつつ、約3時間のライブは進みました。
1部
・鱧の天麩羅
・ひとりアカペラ(あやの)
・全体曲バンド(チーム下克上)
・ひとりアカペラ(かに)
・大輿屋
オリジナル曲を歌う鱧の天麩羅でライブがスタート。1部最後の大輿屋は、久々にフルメンバーでの演奏でした。
2部
・企画A
・少人数アカペラ(ポン&もりもり、ざび&みち)
・全体曲バンド(チームもうすでにポジティブ)
・少人数アカペラ(だいねん&ごっしー)、ひとりアカペラ(みち)
・Rose企画
今回初の試み、少人数アカペラ。ベースとリードが入れ替わりながら歌ったり、即興でハモりを作ったり。ベース・ボイパのみのセッションもあり、充実の企画でした。
3部
・全体曲バンド(チーム期待しかない)
・ひとりアカペラ(たろー、はまき、だいねん、たかやん、ポン)
・鱧のえんがわ
全体曲バンド「チーム期待しかない」。当日合わせただけとは思えない完成度の高さ。最後は鱧のえんがわがライブを締めくくりました。
偶然通りかかったお客様も足を止めて聞いてくださったり、参加メンバー全員にとって充実した時間になったようで、めでたしめでたし…。
「歌おう、ハモろうか、たろーよ共に」
…これで終わらないのが今回のライブ。実は裏テーマとして、3月末に東京に転勤となる、たろーを送り出そうという目的がありました。
まずは卒業式。たろーは晴れて鱧浪会から飛び立っていくのか…
…と思いきや、すぐさま着任式。たろーは鱧浪会東京支部の支部長に任命されました。
その後は胴上げやひとりひとりとハグや握手を交わしたり。メンバーからのプレゼントも渡し、最後はみんなで「遠く遠く」を歌い、送り出しました。
後でたろーに話を聞くと、「遠く遠く」の時に泣きそうになったとか。何か伝わったものがきっとあったはず。みんなで準備した甲斐がありました。
鱧浪会にも訪れた別れの季節。でもそんな別れの寂しさが、私たちの活動に新しい可能性を見せてくれるかもしれませんね。
あ、そうそう。ライブ長もおつかれさまでした。ちょっとだけ成長できたかもね。