鱧浪会

アカペラを通じた活動をしている鱧浪会のブログです。

4月15日。ハモろう会(自由練習)!

こんにちは。鱧浪会のたかやんです。

鱧浪会では、月1回程度のペースで、今年からメンバーの自由な発想で、

 集まれる人が
 集まれる場所で
 したい練習をする

という「自由練習」を行っています。

興味のある方は是非遊びにいらっしゃってくださいね!

今回の記事は、4月度の自由練習で、メンバーはまきさんによるドラム体験会を行ったというものです。

ドラム体験会!

今回の練習は、月の輪自動車学校内のスタジオです。(サークルでは今回初めて使用しました)

アカペラサークルでドラム?となりそうですが、目的としては

音を知る
音の名称を知る
構造を知る

そして、アカペラのボイスパーカッションと比較してみることでそれぞれの音の特徴を掴むことができるんじゃないか、ということで、今回バンド活動も行なっているメンバーによる講習会となりました。

まずはドラムセットの名称を重要性になぞらえて「ごはん」と「おかず」にわけ、一つ一つを学びました。

ドラムの ごはん

ごはん編では、ドラムの核となるバスドラム、スネアドラム、ハイハットを学びました。

それぞれの構造や、実演で音を聞いたり、

バスドラムの雰囲気を決める影響力や、リズムのアクセントになりドラマーの個性が出やすいというスネアドラム、ビートを刻むハイハットをみんなで感じ取ってました。

ハイハットでは、オープンとクローズの実演をしていただきましたが、全然違いますね。
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ドラムを叩きながらマイクで解説するはまきさんが、僕にはCCBやルーマニアモンテビデオに見えました。笑
(どちらもドラマーの方がボーカルを兼任していたバンドです)

ドラムの おかず

次に、ドラムの音を鮮やかに彩るおかず編では、タムタム、シンバルを学びました。

タムタムは、ハイタム、ロータム、フロアタムの順に音が低くなっていくので、その音を比べたり、フレーズ「フィルイン」をしてみたり。フィルインは、Aメロ→Bメロ等の曲の展開が変わる際、展開の1小節前に入れて「これから展開が変わるぞ!」という準備段階を知らせるパターンに多く使われるようです。
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シンバルは、サイズや厚さ・材質等で音が変わります。
一般的なドラムセットだとクラッシュシンバルは左側に16インチ、右側に18インチを置くのですが、左右で音が違うのが面白く、
クラッシュシンバルよりも少し大きく厚いライドシンバル(ハイハットよりも金ぽい音)や
小さなスプラッシュシンバル(歯切れのよい音)、
中国のドラみたいな音の出るチャイナシンバルは、インパクトがありました。
(今回のセットにない音は、音源を用意してもらえたので、それで聞きました。)

ビートとは?

次は「ビート」を学びました。ビートとは、「1小節の最短の長さの音」を「○つで数える」⇒「○ビート」と表すもので、ここで実際にいろいろなビートを聴きました。
・8ビート
・16ビート
・2ビート(カントリー、ブルース、マーチ等)
・2ビート(HR/HM・メロコア・パンク等→スラッシュビート/ブラストビート)
・4ビート
・4つ打ち(タテノリ)
・ディスコビート
・あたま打ち
などなど。明確な定義はないものもあるようで、リズムって奥が深いんだと再認識!スウィングとシャッフルが同じものと思っていたので、それも違うのが驚きでした。

ドラムを体験!

そしてそして。最後にドラムを実際にたたいてみました。目的としては、ボイスパーカッションとの差を感じるためのものだったのですが、これがまた難しい!

バスドラムは足で打つのですが、疲れる疲れる笑、そして右手と左手で違う動きをするのが本当に難しかったです。
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でも、みんな楽しくチャレンジしてます。
フィルインが気持ちいい笑
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そのなかで、唯一経験者というメンバーがものすごく上手く、みんなの拍手をほしいままにしていました。
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彼です。笑

ドラムをたたいての感想としては、やはりドラムの重低音はすごく安心感があり、ノリやすいということや、ドラムは音量を出そうとすれば必ず一定以上の音量が出てしまうことに対し、ドラムセットは同じ曲中で出せる音色幅や数に制限があるが、ボイパだと同じ曲中でも展開毎に様々な音色が出せて、曲の雰囲気をガラッと変えられるという意見などがありました。
実際に、アカペラに、ドラムとボイスパーカッションを合わせてみたのですが、歌ってみての印象も全く違ったものになっており、重心の違い、軽さ、リズム、それぞれ個性があって面白いものでした。

私も含め、ドラムをさわったことのない者からすると、すごく刺激のある一日でした。
リズムを考えるいい機会でもあったなと感じております。

このような形で、鱧浪会の自由練習はメンバーが毎月やりたいことを自由にやっている取組みです。

また、鱧浪会では定期練習もやっております。今月はありませんが、その分6月に2回行う予定です。

今後とも、鱧浪会をよろしくお願いします。