鱧浪会

アカペラを通じた活動をしている鱧浪会のブログです。

第13回ハモろう教室

2月11日、草津まちづくりセンターで開催したハモろう教室。
ついに1週回って13回目!!(素晴らしい!)

今回は、講師たろう君による
『アカペラのための音楽理論と考え方(基礎プラスアルファ)』でした。

初めましての方や鱧浪会メンバー交えて12名の参加となりました。

お題目
1.コード
・コードの基本おさらい
・アカペラとコード
2.リズム
・音符の読み方
・グルーヴ感の作り方
3.アレンジ
・アレンジの考え方
・アレンジのためのちょっと発展的な知識
・曲を使ってアレンジの具体例

ってな内容でございました。

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講師役のたろう君(さわやか!)

たろう君の穏やかな語り口で分かりやすく説明が進みます。
参加者からも色々質問が出て、それにも一所懸命答えてくれて、
充実した時間が過ぎていきました。
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普段コードを意識して歌っていないメンバーも多くて、
コードを理解しておく利点もしっかりと教えてくれたので
一同納得でした。うん、説得力。



リズムの説明の中では、
テンポを落として(♪=60とか)歌って、
お互いのリズムのズレをしっかり修正してから、
通常のテンポにする練習が効果的!って話や、
学生時代(吹奏楽やってたらしい)のリズム練習の話など、
話題豊富に進みました。

ちょっと休憩をはさんで、
代理コードや裏コードなど知ってると役に立つ知識も
解説があって(音源まで用意してくれてました!)
参加者も必死にメモを取りながら聞いていました。

最後に、今日のお話をふんだんに盛り込んで作った
”空も飛べるはず”のアレンジを聞かせてくれました。
ジャズアレンジされた曲を聴いて、
「オシャレ~」「アレンジしてみたくなった!」と口々に。

具体的な音源や資料を合わせながらの説明で、
とても分かりやすくて、
今後の鱧浪会の練習でもきっと役に立ってくるだろう!
アレンジもみんなから出てくると楽しいなと、
ワクワク期待を持たせる、ハモろう教室でした。


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今回、講師のたろう君は、昨年8月ころからの鱧浪会メンバー。
まだ日の浅い中、ライブに合宿に色々参加してくれています。
4月から東京に転勤となり、ここを離れることに…
寂しいですが、鱧浪会東京支部!(勝手に開設)で
頑張ってくれると思っています。

鱧浪会のリンクいろいろ

こんにちは、鱧浪会です。
鱧浪会にはこのブログ以外にも、WebサイトやTwitterなどがあったりします。


まとまっているところが今まで無かったので、まとめておくことにしますね。



Webサイト「鱧Web」

鱧浪会のWebサイトです。

とりあえず鱧浪会がざっくり知りたい方はこちらをどうぞ。



メンバー紹介「鱧の蛸紹介」

Webサイトの中にあるのですが、メンバー紹介のページです。
自己紹介ではなく、他己紹介です。
蛸紹介。

そのうち、写真か似顔絵をつける予定です。



鱧浪会Twitter

鱧浪会のTwitterです。

次の練習や活動の情報が載ったり、鱧浪会に関係するつぶやきがリツイートされたりと、鱧浪会の今を知るならここでしょうか。



鱧浪会Instagram

鱧浪会のInstagramです。
鱧stagram。

作られてそんなに日が経っていません。
今はメンバーの写真が、ほんの少しずつ載せられています。
蛸紹介とともにどうぞ。



鱧浪会Youtube

鱧浪会のyoutubeです。
鱧tube。

鱧浪会に関係する動画がアップされています。
ライブや練習の動画もあるので、良ければご覧ください。



変更などがあればまたお知らせします。

よければシェアくださいますと、一同喜びます。
喜んでおります。
それでは鱧浪会、今後ともどうぞよろしくお願いします。

【鱧コラム】身近な音楽

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お昼ごはんを食べにお店に入り、店員さんに席まで案内されつつ歩いていると、琴の音が聴こえてきました。


実際の楽器が演奏されているわけではありません。スピーカーから店内BGMとして、J-POPの音楽が琴の音色で流れているようす。

その店のインテリアには、竹が使われていたり、白木の引き戸があったりと、たしかにその「和」な空間に合っている音楽です。


空間に対して音楽が合っているというかむしろ、その音楽が流れているからこそ余計に、その「和」な雰囲気というものを感じるのかもしれません。






気にしたこともありませんでしたが、どのカフェやレストランも、それぞれのお店に合った音楽が流れています。

カフェではそのカフェっぽい音楽が流れていたり、大きなチェーン店では独自のラジオ風BGMが流れていたりだとか。

(昔ながらの定食屋さんは無音、もしくはTVの音が流れているだけですが、それもまた、雰囲気を醸し出すBGMだったりするのかもしれませんね。)




こうしてみると、音楽というものにはどうやら「らしさ」を演出する効果があるんでしょう。

ボサノヴァなジャンルを流しているとすこしまったりとしたカフェらしく感じるし、使う楽器を琴に置き換えるだけで急に和な印象を覚えます。





散歩に出たときに、少し注意を向けてみると、飲食店だけではなく音楽はさまざまな場所で流れているのでした。


横断歩道が青になったら音楽が流れだす。

多くの人がイヤホンをしながら歩いている。

車から室内の音が漏れて聴こえてくる。

ショッピングモールへ到着すると、賑やかで明るいBGMが流れていて、セールの案内などがされている。

ひとつひとつのショップでも、それぞれの音楽が流れていて。

駅まで歩いてみると、ホームごとに電車が来る音楽が違うよう。



本当に街中が、いろんな音楽で溢れていますね。







帰り道のこと、小さな女の子とお母さんが、手を繋ぎながら歩いていました。

平日の日が暮れる前のことです。近づきすぎると不審者に思われなくもなかったので、曲名まではわかりませんでしたが、歌をうたっていました。


この日に聴いた最後の音楽でした。

これから家に帰って夕ごはんでしょうか。



なんというのか、
いいなぁ、
と思いました。

決してその女の子も、お母さんも歌が上手い感じではなかったけど、聴いていたくなりました。





今の時代は、これまで以上に気軽に音楽を入手できるようになったので、いろんな音楽を聴くことができます。

CDを買わなくても流行りの音楽を聴くことができるようにもなりました。すごい。

有名でクオリティの高い音楽に触れるためのハードルが、とても低くて済みます。



でもそれって見方を変えると、どんどんと無数の曲を聴き流して、そうしてすぐにもう聴かなくなるような、使い捨てで消費する文化になっているようなそんな気がしたのでした。

聴いて、心が少しでも動く音楽って、そう簡単には無い気がします。

とは言いながら、そんな音楽って実はとてもとても身近にあるような気がします。



親子でうたう歌。
友達同士でうたう歌。
好きな人にうたってもらう歌。



身近にある、音楽を聴く。
身近にある、音楽を楽しむ。



そういうの、また大事に感じられるようにできるといいですね。




- ポソこと岡本 -






hamoroukai.hatenablog.com

びわ湖☆アートフェスティバル〜クリスマス・ア・カペラ〜

今年も年の瀬。皆様いかがお過ごしでしょうか。
走るように過ぎる師走ですが、私個人の実感では今年はボルトぐらいのはやさで、
目まぐるしい12月だなあと思います。びゅん!


さてさて、
去る12月23日(土・祝)に、大津市のびわ湖ホールにて、
『びわ湖☆アートフェスティバル2017』 というイベントの
クリスマス・ア・カペラにて
鱧浪会も歌わせていただきました。


『びわ湖☆アート・フェスティバル』というイベントは今年で7回目。
滋賀の若手アーティストが集い発表する場として、毎年びわ湖ホールで開催されています。
大・中・小ホールではクラシックのイベントや県内高校生の演劇が行なわれ、

メインロビーではアカペラだけでなく、ハンドベルの演奏発表も行われたり、
アカペラステージのすぐ近くに小物などのバザーが催されていたりして
様々な種類のアートに触れられるイベントでした。


滋賀県内の様々な大学アカペラサークルから、
個性豊かなバンドが数多く出演された中で、私たち社会人(学生もいますが)も
頂いた30分間、張り切って6曲お届けいたしました!

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ハモろう教室 番外編 「アカペラ体験会 ジャンルとリズムの関係」

12月10日はハモろう教室の日。
今回は番外編ということで、ヴォーカル関西
https://twitter.com/VocalKansai
主催のアカペラ体験会にお邪魔しました。
テーマは「ジャンルとリズムの関係」。普段なかなか勉強する機会のないテーマなので、こういうワークショップはありがたいですねー。

1.WARMING UP

まずはウォーミングアップ。
移動ドで「きらきら星」と「かえるの合唱」を歌いました。
というか、これらをサラッと苦も無くこなすって、今回の参加者レベルが高い(笑)。

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2.GENRE

ここから本題。まずはジャンルについて。
ざっくり言うと「ジャンル=リズム・グルーヴ」とのこと。

じゃあ色んな曲を様々なジャンルっぽくアレンジしたらどうなる?ということで、某テレビ番組「関○ャム」の企画内の曲を、色々と聞いてみました。そう「関ジャ○」です。あの「○ジャム」ですよ。番組名は推測してください。

さておき、誰もが知っているJ-POPがラテン風になったり、ハードロックっぽくなると、全然違う曲になって面白いですよね。

個人的に勉強になったのは、ジャンルが変わると各楽器の曲へのアプローチも変わるということ。アカペラでもパート毎にその辺を意識して歌わないといけない、と改めて実感しました。

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3.LET’S TRY!

ということで、実際に歌うコーナー。今回のテーマ曲は山下達郎さんの「クリスマス・イブ」。冬の定番曲、名曲ですね。

原曲はロックで8ビート。まずはこのリズム通りに歌ってみました。そこから、別のジャンルっぽく簡単にアレンジして歌いました。ちなみにサンバ風とジャズ風です。

サンバだとノリの良い曲、ゆったりしたスウィングジャズだと大人の雰囲気に早変わり。こういったジャンル毎の雰囲気を理解した上で、歌っていきたいですね。

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最後に…

以上、振り返りでした。

ちなみに、次回のヴォーカル関西のワークショップは、1月6日開催「リー阿部先生によるグルーヴ講座」
https://twitter.com/VocalKansai/status/922932965234974720
です。
滅多にない機会なので、ぜひ足を運んでみては?

あ、もちろん鱧浪会もよろしくね。詳しくはホームページへ。

ほぼ鱧ライブ

11/25(土)にライブを行ないました。

「ほぼ鱧ライブ」です。


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鱧浪会では、これまでに主催ライブを2回行ないました。ひとつは内輪なライブで、もうひとつは滋賀大学アカペラサークルとの交流ライブです。

今回は、一般のお客さんに来ていただけた初めてのライブとなりました。


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ライブといっても、ライブハウスで行なったわけではなく、オープンキッチンスペースで行ないました。

京都は二条にあるipeというレンタルのキッチンスペースです。素敵な場所。



ほぼ鱧ライブの目的

鱧浪会メンバーも実は知らないかもしれないですが、2つの目的がありました。

 1.少人数のお客さんに楽しんでもらえる機会にする。
 2.音楽を聴きに行くという敷居を下げる。



ほぼ、ハモ。

小さな場所で歌う、ってことをしたかったこともあり、お客さんは多く来ていただけないことは、もともとわかっていました。
だから、少人数ながらに来ていただけたお客さんになるべく楽しんでいただきたい、という想いなライブです。

総勢30人という参加の中、23人がメンバーで、7人がお客さんという、ほぼ鱧浪会ライブになりました。



あと、アカペラだけど、ひとりアカペラというハーモニー無しの枠も設けたので、ほぼハーモニーなライブでもありました。

ほぼ鱧ライブ。苦しいネーミングですね。


みんなでゴハン

せっかくキッチンのあるスペースなのだから、料理を提供することにしました。
メンバー手づくりの料理です。

料理を食べたりしながら音楽を聴くというのは、一般の人にとっては、音楽だけを聴くよりも居心地は良くなったり、敷居は下がったりしないかな、と。

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これまでに4回行なっている合宿でも、毎回メンバーが料理をつくるようにしているし、今回は幸い、管理栄養士なるメンバーも偶然いたので、わりかしスムーズにいった気がします。

アンケートでは、料理に関してお褒めの言葉もいただけたりしていたので、お世辞にせよ、悪くはなかったのかなと一安心しています。


一部 大輿屋

一部は、わりかしちゃんとしたライブです。
トップバッターは「大輿屋」(おおごしや)というグループでした。


一部 鱧のえんがわ

一部は、2グループで終了です。
「鱧のえんがわ」というグループでした。



二部 企画バンド

二部は、打ち上げ兼ライブです。お客さんも残っていただけたので、みんなで楽しくをモットーに。
この日のために結成されたグループが2つありました。

二部 創作曲バンド

そういえば鱧浪会は合宿で曲を創ったのでした。
合宿で生まれた曲を披露しました。

二部 オープンマイク

グループ単位での歌の合間にはオープンマイクの時間もありました。
歌いたい人たちが歌える曲で、その場でアカペラ歌うやつ。
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おや、ボイストレーナーの伊藤さん。
アカペラ界の有名人が来てくださいました。それもご夫婦で。
このあと声量やばい、の図。

二部 コネクタス

鱧浪会メンバーの一部が、数年前に組んでいたグループ「コネクタス」。
いまや忘年会サークルになったとのコネクタス。
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この日は、そんなコネクタスも歌ってくれました。

二部 ひとりアカペラ

鱧浪会のメンバーは、大阪・京都・奈良・滋賀などバラバラだし、社会人も多いので、なかなかみんなで集まれることが少ないです。
なので、メンバー同士だけど初めましてな人も居たりします。

普段コーラスばっかりな人は、どんな歌声なのかも知らないし、それが初めて会う人だと尚更です。


ひとりアカペラも合間合間で行ないました。
簡単に言うと、カラオケのBGM無しです。
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歌いたくない人もいるだろうから、強制じゃないけど、推奨制。

普段ベースの人も、魅力的な歌を歌ってくれたりして、はじめての試みでしたが、さっそく人気コーナーでした。


4時間ライブでした。

フタを開けてみれば、17-21時の4時間という長時間ライブとなりました。
途中で帰るのもOKでしたが、全員が最後まで残っていただけたようで、少しは楽しんでいただけたのかなと感じます。
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11月11日(土) 第10回ハモろう教室 〜リズムの話、話そう会〜

11月11日には、ハモろう教室が行われました。

<リズムの話、話そう会>と題して、参加者みんなで
リズムについて、普段考えていることなどを共有しました。


会は、「そもそもリズムとは何か」からスタートしました。
「華を添える役割」「テンポキープ」「バンドの指揮者」などなど
6人いれば6通りの考えがありました。


その後、「リズムを生かしてアカペラするには?」
ということに話が進んでいきました。


テンポ、パーカッションの音質、フィルイン、
コーラスの歌い上げ方、グルーヴ、ブレス、休符……
色々なキーワードが出てくる中で、アカペラは改めて奥が深いなあ、と
つくづく感じさせられました。



この日の参加者は、普段担当するパートが互いに違う者同士ということもあり、
それぞれの立場から、他のパートに対して思っていることを
本音で話すことができ、とても新鮮でした。

さて、会を通じて私なりに思ったことも、簡単に記したいと思います。

①楽譜の全てに意味がある

「休符≠休憩」!
アレンジャーの思いは声に出す部分だけでなく
休符にも込められていると気づくことが
曲のよさを引き出す一歩になっていくんだろうなあ。

②アカペラだということを活かしたい

機械ではない、生身の人間が歌うからこそできる
繊細な表現やリズムの工夫があると思いました。
その「アカペラならでは」を最大限生かせるよう
日々気づきを得ながら、楽しんで練習していきたいなあ。


最後になりましたが、進行役のだいねんさん、
素敵な時間をありがとうございました。お疲れ様でした。



鱧浪会では随時、見学者やメンバーを歓迎しています。
和気藹々と活動しておりますので、ぜひいらして下さい。
ご興味をもたれましたら、ぜひご連絡を!
hamoroukai@yahoo.co.jp